COMPANY

ご挨拶

私ども富士電機工業株式会社の起源からお話します。創業者である初代会長内野武(故人)が、戦後間もない1946年より国内有数の大手直流電源メーカーに在職して各種業務を歴任し、同じく初代社長加藤朝照(故人)も、電気技師の職責にあって、同一時期に互いに研鑽を重ねておりました。只一筋に直流電源装置の習得に励むという時期に二人は出会い、この修行時代に培われた知識と経験の蓄積によって、強い独立志向が芽生え、その実現に向かって更に努力しました。
やがて両者が共鳴発議し、1958年3月に株式会社として正式にスタートを切りました。その後、現在に至るまで半世紀以上の歴史を一歩一歩刻み続けております。創業初期から数十年は日本の高度成長の歩みと重なり、特に半導体関連機器の上昇機運をいち早く察知した事は、甚だ幸いなことでありました。

創業場所は中野坂上でしたが、事業拡張に伴い本社を新宿へ、支店として生産工場を所沢、そして現在の東村山へと移転してきました。当初の生産機種は鍍金用直流電源でしたが、日々、開発を進め電着塗装やアルマイト用電源、半導体工場むけ電源、そして発電所や浄水場むけの大容量直流電源、ガス管や船舶、鉄道向けの防食用電源と納入実績を増やし続けております。近年ではPLCやタッチパネルを使用した整流器制御盤、鍍金関連設備むけの装置及び制御盤、養鶏プラント用制御盤にも力を入れ、多様な機種を生産しております。

弊社、少人数ながら設計、製作、販売からメンテナンスに至るまで社内で一貫した供給体制を整えております。直流電源製品は制御基板に至るまで、すべてオリジナルです。私自身は30数年技術職であり、現場対応を含め、お客様が満足頂けるよう、懸命に職務に従事してきました。2020年に肩書は代表となりましたが、現在も現場第一主義です。整流器を含めた設備は実際にご使用される方の扱いやすさや、設置環境への耐性を一番の主眼にして、生産しております。大企業の技術にはとてもかないませんが、中小企業ならではの小回りの利いた誠実な対応が弊社最大の強みです。

一般的な標準の直流電源にご不満を抱かれているお客様、例えばメーター表示が小さくて見にくい、アナログ表示の方が見やすい、スイッチの位置が悪い、高機能すぎて扱いづらい等、些細な事でも構いません。なにか気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
御社向けの使用方法に合わせ、ご相談しながらカスタムで価格を抑えつつ製作するのが、弊社の最も得意とする分野です。ご連絡お待ちしております。

そして弊社製品を設備して頂いているお客様、長年お付き合いさせて頂いておりますお客様、大変ありがとうございます。今後とも最大限ご満足頂けるよう、信頼を損ねぬよう、社員一同より一層努力して参る所存であります。

以上、簡単ではありますがご挨拶とさせて頂きます。

代表取締役社長 佐賀 匡将

概要

会社名 富士電機工業株式会社
工場 〒189-0002
東京都東村山市青葉町2-40-7
FAX:(042)396-1731
MAP
本社 〒169-0073
東京都新宿区百人町1-21-22
TEL:(03)5925-0512
FAX:(03)5925-0513
設立 1958年3月28日
資本金 1,000万円
従業員 14名(2023年10月現在)
取締役 代表取締役社長 佐賀 匡将
主要製品名 各種直流電源装置、各種制御盤、各種鍍金用制御装置、各種積算電流計、各種UPS (㈱GSユアサ製 販売代理店)
取引銀行 みずほ銀行 中野支店、りそな銀行 新都心営業部、東日本銀行 新宿支店
主要取引先
(敬称略、順不同)
カーリット産業株式会社、株式会社オリジン商事、ティッセンクルップ・ニューセラ株式会社、デノラ・ペルメレック株式会社、東西産業貿易株式会社、日立造船株式会社、日本防蝕工業株式会社、日本光電工業株式会社、日本航空株式会社、理水化学株式会社、全国鍍金工場、全国鍍金材料商社